継続生が伝えるちょっとしたヒント
口と耳(シャドーイング、リスニング、ディクテーション)
疑問の要点
継続生からのヒント
■新入生の質問その4

品詞分解練習

1)目的は何ですか?



























■講師からのヒント

品詞分解練習は、一言で言えば「文構造の予測力」を高めるための練習です。リスニングでもリーディングでも、まずは文頭で「主語」を待ち、次に「動詞」を待ちます。そこまでは誰でも分かりますが、問題は動詞の次です。動詞の次にどんなパターンを予測できるか。ここが鍵になります。

動詞の直後をしっかり予測できれば、正確に聴き取れ、書き取れ、読解できる確率が大幅にアップします。では、動詞の次を予測できなければ、どう対処すれば良いのでしょうか?

そうです。辞書を引くのです。辞書で懸案の動詞のページを開き、まず:

1)「他動詞」か「自動詞」かを見る。次に
2)SVO等のパターンを見る。基本動詞ではSV+wh節/SV+doing等のパターンも確認。そして
3)例文を見る。

読んで理解する、聴いて理解するというインプットの段階では 1)2)3)の重要性はあまり感じられませんが、聴いたことをディクテーションする、あるいはスピーチをするという
アウトプットの段階で思うように『喋れない』『書き取れない』という経験をし『動詞のパターン』の重要性を実感します。

アウトプットの精度を上げることがインプットの精度を上げることであり、そのために辞書という巨大な『知の宝庫』を自分の味方につけましょう。辞書を引くことが楽しくなれば、こっちのものです。



●品詞分解が何に一番役立つかというと、同時通訳練習に一番役に立つと言ってもよいかもしれません。倒置や省略、挿入句などパターンからずれる多様な英語を、瞬時に正しく前から順次予測できなければ、同時通訳は無理です。

多様性の中に共通パターンを見いだすのが品詞分解練習です。同時通訳では理解と同時に訳出作業を行わなければなりませんが、リスニングでも結局同じような処理工程が脳みそ内で起こっています。動詞の直後のパターンを見抜く力は英語の『5文型を基にした基力』です。

■新入生の質問その1

シャドーイング

1)どのくらい遅れて発話する?
■講師からのヒント

慣れないうちは、すぐ言わないとついていけません。なるべく遅れずに言いましょう。

遅れて言えるようになるにはかなり練習が必要です。フレーズ毎に遅れて言ってもきっちり対応できれば同時通訳が出来るレベルです。現時点では、
遅れずについて行けるように練習しましょう。
■新入生の質問その1

シャドーイング

2)話すと聴けない、聴くと話せない




























1)実践基礎 YSAさん:

聴きながら話すということが最初とても大変だった。聴こうとすると話すのに詰まる。話そうとすると、聞こえてくる音が邪魔になる。とても矛盾した作業で、当初戸惑いがあったしフラストレーションを感じていた。暗記してやっと落ちないように話すのが精一杯だった。

しかし今は暗記してシャドーイングに挑むのではなく音を集中して聴き、抑揚やリエゾン、母音、子音を聴き取って話そうと心がけている。その方が自分にとって身になるような気がする。視覚ではなく、聴覚を耕しているような気がする。

1)実践応用 KKさん:「私のやり方 1」
シャドーイングを始めた頃は、スピードについていくのに一生懸命で、口がなかなか回らないことがあった。最近では小さい部分に分けて、まずはスピードをゆっくり練習するようにした。そのときに、リズムと発音を意識し、リエゾンの練習もする。

そのあと次第にスピードを上げていってテープにあわせていくと、シャドーイングのリズムがよくなったように思う。

2)実践応用 YAさん:「私のやり方 2」
新しい教材のシャドーイング練習をするときは、ウォークマンのスピードを遅くして何度か練習し口慣らしができたあとに、普通のスピードに戻して練習しています。

3)実践基礎 FYさん:「私のやり方 3」
何回も教材を聴いて、リズム・発音をそっくりコピーしようとしました。

自主トレ用に録音用テープ等を持っておくとよいでしょう。録音すると教材と自分の違いがわかる。少しの時間でよいので、毎日の練習を録音すると、成長が実感できて自信になります。

4)実践基礎 TTさん:「私のやり方 4」
「丁寧に、タイトに、正確に」:毎日、短い時間でも空き時間(移動、風呂)をうまく活用し、暗記して口が勝手に動くレベルまで練習。量と質が大切だと思う。

自分の苦手箇所やミスの箇所を知り、重点的に練習し克服する。恥ずかしがらず、焦らず落ち着いて。「息継ぎ」箇所を意識するのもよい。他人の上手な部分を盗むのもよい。